2025.12.15
※この記事は2025年12月15日時点の情報をもとに作成されました。
企業サイトの運営において、「今まで特にトラブルは起きていないから大丈夫」と感じていませんか。
WordPressは世界中で利用されている優れたCMSですが、その反面、常に攻撃の対象になりやすい環境でもあります。
実際に、不正アクセスや改ざんの相談は大企業だけでなく、中小企業や地域密着型の会社サイトからも多く寄せられています。
この記事では、「貴社サイトのWordPressは本当に安全と言えるのか?」を判断するための視点をお伝えします。
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WordPressが狙われやすい最大の理由は、利用者が多く、攻撃手法が確立されているからです。
・世界シェアが非常に高い脆弱性情報が日々公開されている
・自動化された攻撃ツールが存在する
これにより、「特定の会社を狙う」というよりインターネット上に存在するWordPressを一斉にスキャンする攻撃が日常的に行われています。
企業規模や業種に関係なく、WordPressを使っているだけで対象になるのが現実です。
セキュリティ相談でよく聞くのが、次の言葉です。
「今まで何年も問題なかったので大丈夫だと思っていました」
しかし、実際には次のような状態になっているケースも少なくありません。
・不正アクセスに気づいていない
・気づいた時には被害が拡大している
・検索結果から突然消える
特に企業サイトの場合、これらのトラブルは単なる技術的問題では終わりません。
・企業としての信用低下
・問い合わせフォームの悪用
・取引先や顧客への影響
など、事業リスクに直結する問題へ発展する可能性があります。
WordPressのセキュリティ対策というと、「アップデートしていれば安心」と思われがちです。
もちろんアップデートは非常に重要な対策の一つです。
しかし現実的には、次のような事情を抱えている企業サイトも多く存在します。
・業務上、簡単に更新できない
・古いテーマやプラグインを使い続けている
・予算の都合で最低限の保守しかできない
このような場合でも、何もしない状態が最も危険です。
更新が難しい場合でも、取るべき対策や確認すべきポイントは確実に存在します。
自社サイトの現状を把握するために、まずは次の点を確認してください。
・管理画面へのアクセスは適切に制限されているか
・不要になったプラグインが残っていないか
・バックアップは定期的に取得されているか
・万が一トラブルが起きた時、誰が対応するのか決まっているか
これらが明確でない場合、セキュリティ的に安全かどうか判断できない状態と言えます。
私たちRunLandでは、WordPressサイト公開後のセキュリティに関するご相談を数多く受けてきました。
その多くが、問題が起きてから初めてセキュリティを意識したケースです。
・もっと早く確認していれば防げた
・事前に対策しておくべきだった
そうした声を何度も聞いてきました。
だからこそ私たちは、高額な対策を無理に勧めるのではなく、まずは現状を正しく知ることを大切にしています。
貴社サイトのWordPressは、本当に安全と言える状態でしょうか。
「なんとなく大丈夫」という感覚で運用されていないでしょうか。
WordPressのセキュリティは、問題が起きてからでは遅い分野です。
RunLandでは、アップデートが難しいサイトも含め、現状に合わせたセキュリティの考え方や対策についてご相談を承っています。
自社サイトの状態が気になる方、今の運用が適切か不安な方は、一度お気軽にご相談ください。
弊社では上記ブログ内容にある修正・カスタマイズのご依頼も承っております。
ご自身で行ってみて上手くいかない場合などこちらよりお気軽にご相談ください。