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Webデザイナーへの依頼の仕方|依頼文テンプレートと伝えるべき項目

2026.10.20

※この記事は2026年10月20日時点の情報をもとに作成されました。

Webデザイナーに依頼するときは、最初の連絡で「何を・どのくらいの量・いつまでに・どんな形で」の4点を伝えると、見積もりと返事が早くなります。目的や参考サイトは、そのあとで詳しく共有すれば十分です。

反対に、「ホームページのデザインをお願いしたいのですが、いくらですか」だけの問い合わせでは、デザイナー側は質問を返すしかなく、やり取りが何往復も続いてしまいます。

この記事では、制作会社様からデザインの依頼を受けているRunLandが、受け取って助かる依頼文の書き方を、コピーして使えるテンプレートの形で紹介します。

最初の依頼文で伝えるべきことは?

項目 伝える内容 なぜ必要か
依頼の内容 新規・リニューアル・一部ページ・バナーなど 作業の種類で進め方が変わる
量 ページ数、スマホ版の有無 見積もりの基本になる
納期 初稿の希望日と公開日 空き状況で受けられるか決まる
納品形式 Figma・XDなど、コーディングの有無 作業範囲が変わる
予算感 おおよその上限 提案の内容を合わせられる
資料 既存サイトのURL、参考サイト 方向性の確認に使う

予算を伝えるのをためらう方もいますが、上限が分かるとその範囲でできる提案をもらえるので、結果的に話が早く進みます。

コピーして使える依頼文テンプレート

次の文面をメールやフォームに貼り付け、【】の部分を埋めて使ってください。

件名:Webデザイン制作のご相談(【会社名】)

はじめまして。【会社名】の【氏名】と申します。
Webサイトのデザイン制作についてご相談させてください。

■依頼内容:【新規制作/リニューアル/一部ページの追加】
■ページ数:トップ1ページ+下層【○】ページ(スマホ版デザイン【要/不要】)
■納品形式:【Figma/XD】データ(コーディングは【御社に依頼/当社で実施】)
■スケジュール:初稿【○月○日】頃/公開予定【○月○日】
■ご予算:【○○万円】程度まで
■参考資料:現行サイト【URL】、参考サイト【URL】

上記の条件でお引き受けいただけるか、
概算のお見積もりとあわせてご回答いただけますと幸いです。

この段階では完璧な資料は不要です。分からない項目は「未定」と書いておけば、デザイナー側から必要な質問をもらえます。

当社(RunLand)は制作会社様の下請けを専門にしており、元請けの制作会社様から依頼文を受け取る立場です。経験上、最初の連絡にページ数と納期が書かれているだけで、その日のうちに受けられるかどうかを返事できることがほとんどです。逆に、この2つが分からないと、空き状況の確認から始めることになり、返事が1〜2往復分遅れてしまいます。

依頼の前に社内で決めておくことは?

依頼文を出す前に、次の3つだけは社内で決めておくと、途中で方向が変わりにくくなります。

  1. サイトの目的:問い合わせを増やす、採用に使う、信頼感を上げるなど
  2. 最終的に決める人:担当者と決裁者が違う場合は、確認の流れも
  3. やらないこと:原稿作成や写真撮影は含めるか、含めないか

依頼の準備をもう少し詳しく整えたい場合は、Webデザイン指示書のテンプレートを使うと漏れがありません。

返事をもらったら確認すること

見積もりや提案が届いたら、金額だけでなく次の点を確認します。

  • 見積もりに含まれる範囲(スマホ版、修正回数、データの引き渡し)
  • 修正の回数と、それを超えた場合の扱い
  • 初稿までの日数と、確認に必要な期間
  • デザインデータの著作権や、元データを受け取れるか
  • 連絡の方法と、返事にかかる時間の目安

デザインの費用の考え方はWebデザインを外注する費用と依頼のコツで解説しています。

見積もりの金額が依頼先によって大きく違う場合は、多くの場合、含まれている作業の範囲が違います。スマートフォン版のデザインや修正回数、素材の準備が含まれているかを表にして並べると、どこで差が出ているのかが分かります。金額の安さだけで選ばず、範囲をそろえて比べることが大切です。

やり取りでよくある失敗と防ぎ方

よくある失敗 防ぎ方
「いい感じに」とだけ伝えてしまう 参考サイトのどこが良いかを具体的に伝える
確認の担当者が途中で増える 最初に決裁者と確認の流れを伝える
修正を思いつきで小出しにする まとめて1回で、優先度をつけて伝える
原稿や写真の準備が遅れる 支給日を最初に決め、遅れる場合は早めに共有する

修正の出し方は修正依頼の伝え方に具体例をまとめています。

やり取りの中で決まったことは、打ち合わせの後にメールやチャットで短くまとめて送ると、言った・言わないの行き違いを防げます。デザイナー側から議事録が届いた場合も、内容に違いがないかをその場で確認しておきましょう。

フリーランスのデザイナーに頼む場合の注意点

個人で活動するデザイナーに依頼する場合は、会社に頼む場合と比べて、連絡の取りやすさや、体調不良などで止まったときの代わりを確認しておくと安心です。

また、2024年11月から、フリーランスとの取引では発注内容を書面やメールで示すことなどが法律で求められています。詳しくは厚生労働省・公正取引委員会の資料で最新の情報を確認してください。会社とフリーランスの違いはフリーランスと制作会社の比較も参考になります。

フリーランスに依頼すること自体に問題はありません。得意な分野がはっきりしているデザイナーに頼むと、会社に頼むよりも作品の雰囲気が合いやすいこともあります。大切なのは、相手が個人か会社かに関係なく、作業の範囲・金額・期日を最初に書いて共有しておくことです。

依頼から納品までの流れは?

Webデザイナーへの依頼は、一般的に次の流れで進みます。

  1. 依頼文を送り、受けられるかどうかと概算の見積もりをもらう
  2. 打ち合わせで目的・ターゲット・参考サイト・ページの要素を共有する
  3. 正式な見積もりと、スケジュール・修正回数を確認して発注する
  4. 原稿・写真・ロゴなどの素材を支給する
  5. トップページの初稿で方向性を確認し、修正を伝える
  6. 下層ページへ展開し、全体の統一感とスマートフォン版を確認する
  7. デザインを確定し、データを受け取る(コーディングへ引き渡す)

当社(RunLand)が制作会社様からデザインをお受けする場合も、この流れが基本です。特に5番目のトップページだけで方向性を確認する段階を飛ばすと、全ページを作った後に方向性が変わり、大きな手戻りになります。最初の確認は、細部よりも「全体の雰囲気が合っているか」に絞って見ていただくのがおすすめです。

依頼先を比較するときのポイント

複数のデザイナーや制作会社に声をかける場合は、同じ依頼文を送ると比較しやすくなります。

比較する点 確認の仕方
実績のテイスト ポートフォリオに、目指す雰囲気に近いものがあるか
作業の範囲 デザインのみか、コーディングやWordPress構築まで頼めるか
やり取りの速さ 最初の問い合わせへの返事の速さと分かりやすさ
修正の扱い 修正回数と、超えた場合の費用が明示されているか
体制 担当者が不在のときに代わりの人がいるか

金額だけで選ぶと、修正の追加費用や、コーディングとのつなぎで後から費用がかさむことがあります。外注先の選び方全般は外注先の選び方も参考にしてください。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 予算が決まっていない場合はどう伝えればよいですか?

A. 「未定」で構いません。ページ数や納品形式が分かれば、デザイナー側で概算を出せます。概算を見てから予算を決める進め方も一般的です。

Q. デザインだけ依頼して、コーディングは別の会社に頼めますか?

A. 可能です。その場合は、コーディング側に渡しやすいデータの作り方(画面幅や部品の整理)を最初に決めておくとスムーズです。

Q. 参考サイトがない場合はどうすればよいですか?

A. 「避けたい印象」や「同業他社で良いと思うところ」を伝えるだけでも参考になります。デザイナーに方向性の案を複数出してもらう方法もあります。

Q. 依頼文はメールとフォームのどちらで送るべきですか?

A. どちらでも構いません。フォームの場合は文字数制限があることがあるので、要点を箇条書きにし、詳細は後日資料で送ると伝えると確実です。

まとめ

Webデザイナーへの依頼は、最初の1通で「何を・どのくらい・いつまでに・どんな形で」を伝えるだけで、その後のやり取りが大きく変わります。テンプレートを使い、分からない部分は「未定」として送ってみてください。

RunLandは制作会社様の下請けとして、Webデザインからコーディング、WordPress構築まで承っています。依頼の内容がまだ固まっていない段階でも、ご相談ページからお気軽にお問い合わせください。サービスの詳細は外注・下請けサービスをご覧ください。

ご相談・カスタマイズご依頼

弊社では上記ブログ内容にある修正・カスタマイズのご依頼も承っております。
ご自身で行ってみて上手くいかない場合などこちらよりお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人 株式会社 RunLand 管理者

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