2019.05.20
※この記事は2019年05月20日時点の情報をもとに作成されました。
こんにちは。コーダーの兼山です。
今回は、CSSの『border-radius』で色々な角丸を指定する方法を紹介します。
border-radiusは、ボックスや画像などの要素に対して適応できます。
(インライン要素には指定できません。)
『border-radius』は、
値として指定された数値の半径の円弧をベースにした角丸を実装します。
正円にしたいときは、値を『50%』とします。
左上への指定は、
border-top-left-radius:値;
-webkit-border-top-left-radius:値;
-moz-border-radius-topleft:値;
となります。
右上への指定は、
border-top-right-radius:値;
-webkit-border-top-right-radius:値;
-moz-border-radius-topright:値;
となります。
左下への指定は、
border-bottom-left-radius:値;
-webkit-border-bottom-left-radius:値;
-moz-border-radius-bottomleft:値;
となります。
右下への指定は、
border-bottom-right-radius:値;
-webkit-border-bottom-right-radius:値;
-moz-border-radius-bottomright:値;
となります。
・左上だけを角丸にする
・右上だけを角丸にする
これらの記述で再現できます。
・左下だけを角丸にする
・右下だけを角丸にする
これらの記述で再現できます。
・左下だけを角丸にする
・右上だけを角丸にする
これらの記述で再現できます。
・左上だけを角丸にする
・右下だけを角丸にする
これらの記述で再現できます。
値をパーセンテージで指定することで実装できます。
※ 解説については、最終の「border-radiusについて」をご覧ください。
値をピクセルで指定することで実装できます。
仕組みは、
・歪んだ円を作成する
こちらの内容の応用となります。
border-radiusプロパティは、要素の境界の外側の角を丸めます。
1つの半径を設定すると円の角になり、2つの半径を設定すると楕円の角になります。
楕円は、border-radius: 10px 20px; の様な記述で再現できます。
水平方向と垂直方向の半径の指定は、スラッシュ( / )で区切ります。
スラッシュの前後に水平方向と垂直方向の半径の値を、左上・右上・右下・左下の順(左上を基準に時計回り)で指定します。
尚、ここまでの記述では、
ベンダープレフィックスの記述も加えてあります。
-webkit-border-radius → Safari、Chrome
-moz-border-radius → Firefox
必要に応じて記述をすれば良いので、基本的には、border-radius のみでOKです。
これらの方法を利用すると、様々な雰囲気の角丸を表現できます。
Webサイトに合わせて色々実装してみましょう!
弊社では上記ブログ内容にある修正・カスタマイズのご依頼も承っております。
ご自身で行ってみて上手くいかない場合などこちらよりお気軽にご相談ください。