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コーポレートサイト制作の発注前チェックリスト|準備する資料と決めること

2026.10.22

※この記事は2026年10月22日時点の情報をもとに作成されました。

コーポレートサイトの制作を発注する前には、「目的」「社内で決める人」「ページ構成」「原稿と写真の担当」「ドメインとサーバー」「公開後の更新担当」の6つを決めておくと、見積もりのずれと途中の手戻りを大きく減らせます。

コーポレートサイトは関わる部署が多く、採用・営業・広報などの意見が後から加わりやすいサイトです。発注してから「この部署の確認が必要だった」と分かると、スケジュールが大きく遅れます。

この記事では、制作会社様の下請けとして多くのコーポレートサイトに関わってきたRunLandが、発注前に確認しておきたい項目をチェックリストの形にまとめました。

発注前に決めておく6つのこと(全体チェックリスト)

分類 決めること 準備する資料
目的 サイトで達成したいこと(採用・問い合わせ・信頼など) 目的と目標の一覧
体制 担当者・決裁者・確認する部署 社内の確認の流れ
構成 必要なページと優先度 ページ一覧(サイトマップ)
素材 原稿・写真・ロゴを誰がいつ用意するか 素材の一覧と支給予定日
環境 ドメイン・サーバー・メールの管理者 契約情報とログイン情報の所在
運用 公開後に誰が何を更新するか 更新の頻度と担当

この6つのうち、体制と素材の担当が決まっていないケースが最も遅れにつながります。

目的と社内体制:誰が最終的に決めるのか?

コーポレートサイトで特に確認しておきたい点です。

  • サイトの一番の目的は何か(ひとつに絞ると判断がぶれない)
  • 担当者と決裁者は誰か、確認にどれくらいの日数が必要か
  • 採用・営業・広報など、確認に加わる部署はどこか
  • 代表者メッセージなど、役員の確認が必要なページはあるか
  • 公開日に動かせない理由(展示会・新年度など)はあるか

決裁の流れを最初に共有しておくと、制作側もスケジュールに確認期間を組み込めます。工程の組み方はWeb制作のスケジュール表の作り方を参考にしてください。

当社(RunLand)は制作会社様の下請けを専門にしており、構築の途中で「役員の確認で方向が変わった」という相談を受けることがあります。デザインの確定後に方向が変わると、コーディングまでやり直しになることもあります。役員の確認が必要な場合は、デザインの初稿の段階で一度見てもらうようにスケジュールを組んでおくと、大きな手戻りを防げます。

ページ構成:コーポレートサイトに必要なページは?

ページ 主な内容 優先度の目安
トップ 事業の要約・強み・お知らせ 必須
会社概要 会社情報・沿革・アクセス 必須
事業・サービス紹介 事業ごとの説明 必須
代表メッセージ 理念・挨拶 高
実績・事例 取引実績・導入事例 高
採用情報 募集要項・社員紹介 目的による
お知らせ ニュース・プレスリリース 高
お問い合わせ フォーム・電話番号 必須
プライバシーポリシー 個人情報の取り扱い 必須

ページの一覧と設計資料の作り方はサイトマップとワイヤーフレームの作り方で詳しく解説しています。

ページの数は多ければよいわけではありません。最初の公開では必須のページに絞り、実績や社員紹介などは公開後に追加していく進め方もあります。追加を予定しているページがある場合は、最初からメニューの位置やページのひな形を用意しておくと、後から足すときの費用を抑えられます。

原稿と写真:誰がいつ用意する?

原稿と写真の準備は、制作の中で最も遅れやすい工程です。

  • 原稿は社内で書くのか、制作会社に依頼するのか
  • 既存のパンフレットや会社案内から流用できる文章はあるか
  • 写真は撮影するのか、手持ちの写真を使うのか
  • 社員の写真を載せる場合、本人の了承を取っているか
  • ロゴの元データ(ai・svg)があるか
  • 支給の締め切り日と、遅れた場合にどうするか

素材の渡し方は原稿・画像素材の支給ルールにまとめています。

ドメインとサーバー:管理者は把握できている?

リニューアルの場合、ドメインやサーバーの契約者が分からないことがよくあります。前の制作会社が契約していて、ログイン情報が社内に残っていないケースです。

発注前に、次の情報の所在を確認しておきましょう。

  • ドメインの契約先と、契約者の名義
  • サーバーの契約先と、管理画面のログイン情報
  • メールアドレスが同じサーバーで動いているか
  • SSL証明書の種類と更新の方法
  • 今のサイトのデータ(WordPressなど)を受け取れるか

サーバーを移す場合の流れはWordPressのサーバー移行手順をご覧ください。

公開後の運用:誰が何を更新する?

公開後に更新が止まると、サイトの信頼性が下がってしまいます。

  • お知らせを更新する担当者と頻度
  • 採用情報など、定期的に変わる情報の更新方法
  • WordPress本体やプラグインの更新を誰が行うか
  • バックアップの取得と、障害時の連絡先

更新作業を外部に任せる場合はホームページの更新・修正を外注する、保守はWordPress保守の外注を参考にしてください。

更新の担当者が決まっていると、制作の段階で「この人が使いやすい管理画面」を意識した作りにできます。たとえば、お知らせの投稿だけを社内で行うなら、投稿画面の入力欄を必要なものに絞るなどの工夫ができます。

このチェックリストの使い方

すべての項目が決まっていなくても、発注はできます。大切なのは、決まっていない項目を「未定」として制作側に伝えることです。

使い方の手順:

  1. 6つの分類ごとに、決まっている項目と未定の項目を書き出す
  2. 未定の項目に、社内の担当者と決める期限を書き添える
  3. 準備する資料をまとめ、未定の項目と一緒に制作側へ渡す
  4. 見積もりを受け取ったら、未定の項目がどう扱われているかを確認する

制作側は未定の項目を見て、見積もりに含めるか、別途にするかを判断できます。要件をさらに細かく整理するときは要件定義書のテンプレートが使えます。

社内で回覧するときは、表の右側に「担当者」と「期限」の列を足して使うと、誰が何を決めるのかがはっきりします。発注前の打ち合わせの資料としても、そのまま使えます。

見積もり依頼のときに渡す資料一式

チェックリストを埋めたら、見積もりを依頼するときに次の資料をまとめて渡します。資料がそろっているほど、制作会社ごとの見積もりの前提がそろい、比較しやすくなります。

資料 内容 なければどうする?
依頼の概要 目的・公開希望日・予算の上限 分かる範囲で箇条書きにする
ページ一覧 必要なページと優先度 上の表をもとに作る
現行サイトの情報 URL、良い点・不満な点 新規の場合は不要
参考サイト 2〜3件と、良いと思う箇所 同業他社のサイトでもよい
素材の状況 原稿・写真・ロゴの有無 「未定」と書いておく
環境の情報 ドメイン・サーバーの契約先 分からないことを伝える
運用の希望 公開後の更新担当と頻度 見積もりに保守を含めるか判断できる

当社(RunLand)は制作会社様の下請けとして構築を担当するため、元請けの制作会社様経由でこれらの資料を受け取ります。そのとき特に助かるのは、「現行サイトの不満な点」です。何を変えたいのかが分かると、ページ構成やデザインの方向を決めやすくなり、打ち合わせの回数も減ります。

見積もりの内訳の見方は見積書の内訳、費用の目安はホームページ制作の外注費用をご覧ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 発注前の準備にはどれくらいの期間がかかりますか?

A. 社内の体制や素材の状況によりますが、目的とページ構成の整理だけであれば、数回の社内打ち合わせで固まることが多いです。原稿と写真の準備は別途時間を見込んでください。

Q. 原稿を書く人がいない場合はどうすればよいですか?

A. 制作会社に原稿作成を依頼するか、既存の会社案内などを流用する方法があります。依頼する場合は見積もりに含まれるかを確認してください。

Q. ドメインの契約者が分からない場合は?

A. ドメインの管理会社に問い合わせるか、前の制作会社に確認します。リニューアル時に移管の手続きが必要になることがあるので、早めに調べておくと安心です。

Q. チェックリストの項目がすべて決まらないと発注できませんか?

A. 発注はできます。決まっていない項目を制作側に伝えておけば、打ち合わせの中で一緒に決めていけます。

まとめ

コーポレートサイトの発注前に決めておくべきなのは、デザインの好みよりも、目的・体制・素材の担当・環境・運用といった「進め方」の部分です。ここが固まっていれば、どの制作会社に頼んでも話がスムーズに進みます。

RunLandは制作会社様の下請けとして、コーポレートサイトのデザイン・コーディング・WordPress構築を承っています。発注前の整理の段階からでも、ご相談ページからお気軽にお問い合わせください。サービスの詳細は外注・下請けサービスをご覧ください。

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弊社では上記ブログ内容にある修正・カスタマイズのご依頼も承っております。
ご自身で行ってみて上手くいかない場合などこちらよりお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人 株式会社 RunLand 管理者

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